2025年11月29日(土)
新人王決勝トーナメント
熱狂が渦巻く二日間——95名が夢を懸けた新人王BATTLE。
2025年11月28日(金)・29日(土)。
第12回新人王が開催され、過去最大級となる 95名 が参戦。
その中から予選を勝ち上がった8名が、
決勝トーナメントで熱き戦いを繰り広げた。
一回戦 —— 個性と意地が火花を散らす、開幕の四番勝負
■ 第1試合 らいあ vs ふうが
開幕戦を飾ったのは、らいあの圧倒的な突破力だった。
序盤から一気にペースを掴むと、そのまま怒涛のスコアを叩き込み一気に勝負を決める。
観る者の心を一瞬で奪うほどの“破壊力”で、会場の空気を一変させた。

■ 第2試合 にと vs ゆーだい
序盤はにとがリードし、そのまま押し切るかと思われた。
しかし中盤からゆうだいが怒涛の追い上げを見せ、徐々に差を詰めていく。
終盤、勢いそのままに逆転を果たし、流れを完全にさらっていった。
不屈の精神を見せつけた一戦。

■ 第3試合 ゆうぴ vs 片桐
互いの意地が正面からぶつかる、まさに激戦。
攻守が目まぐるしく入れ替わり、最後の最後まで決着の見えない展開が続く。
その緊張を断ち切ったのは片桐の一手だった。
鋭く、迷いのない勝負で接戦を制した。

■ 第4試合 無名のえすくん vs しょうや
互いに30万スコアを超える、まさに“限界突破”の殴り合い。
観客全員が息を呑む中、勝利を掴み取ったのはしょうやだった。
堂々とした戦いぶりで準決勝へ駆け上がる。

準決勝 —— 王者の器が見え始める、極限のステージ
■ 第1試合 らいあ vs ゆーだい
準決勝の幕が上がった瞬間から、空気が変わった。
攻めも守りも一歩も譲らず、スコアが交互に積み上がる緊張感。
両者が全力でぶつかり合う中、最後に流れを引き寄せたのはらいあだった。
勝利が確定した瞬間、拳を握りしめたガッツポーズが、
この男の“覚悟”を語っていた。

■ 第2試合 しょうや vs 片桐
互いに冷静さを保ちながらも、内に秘めた情熱はぶつかり合う。
どちらが先に揺らいでもおかしくない均衡した攻防。
その均衡を切り裂いたのは、しょうやの一閃だった。
迷いのない勝負で、決勝への切符を掴み取る。
この瞬間、会場は“決勝がとんでもない戦いになる”と確信した。

決勝 —— らいあ vsしょうや 新人王の名を刻む戦い
決勝にふさわしい緊張感が会場を包み込む。
一進一退の攻防が続き、どちらが優勢とも言えないほどの実力差のない戦い。
それでも最後に前へ踏み出したのは、らいあだった。
絶対に譲れない“新人王”への想いが、彼を勝利へと押し上げる。
その瞬間——
今年95人の中で、最も強く、最も輝いた男が決まった。
らいあ、新人王優勝。

95人、そのすべてが物語だった
第12回新人王は、過去最大規模の95名が参加した大会となった。
そこにはそれぞれの想い、努力、壁、悩み、挑戦があった。
トーナメントを勝ち上がった8名はもちろん、
この舞台に立とうと努力を重ねてきた95人全員に、確かな物語がある。
そして頂点に辿り着いたのは、らいあ。
初戦から最後まで、強さと覚悟を示し続けた姿は、
まさに“新人王”の名にふさわしいものだった。

だが、ここで終わりではない——。
新人王はゴールではなく、スタートライン。
これからどんな配信者になり、どんな景色を見せてくれるのか。
その未来こそ、最も楽しみだ。
第12回新人王、完結。
そして、新たな物語が今はじまる。